コンサルから学んだ仕事の心構えと姿勢

こんにちは、アレグレです。

 

最近、大手コンサル会社の方と仕事をご一緒させていただく機会が多くあります。
彼らの行動から学んだ、仕事に対する基本的な心構えや姿勢的なことを少し書いてみたいと思います。

 

【コンサルから学んだこと】
①仕事のゴールを意識する
②仕事は数字で語る
③泥臭さも大事

 


①仕事のゴールを意識する

例えば、SEの立場から見たシステム構築プロジェクトの目指すゴールとはなんでしょうか?

・品質を守ること?

・コスト(原価率)を守ること?

・納期を守ること?

私の考えるゴールは『継続的に安定稼働するシステムを納入すること』です。

 

※建築業界でいえば『継続的に住みよい住居を顧客に提供する』、
 飲食業界でいえば『継続的においしい食事を顧客に提供する』ですかね。

 

ポイントは『継続的に』にあります。

継続するためには、最終的に『壊れにくい、陳腐化しにくい、陳腐化しても磨きやすい』システムを作り上げる必要があります。

 

そうしたシステムを構築するためには、プロジェクト計画の段階からリスク(想定外の問題)を徹底的に洗い出し、顕在化させない開発プロセス・管理プロセスの定義が必要です。
また、それらを現場に浸透させることが重要です。

 

結果として、QCD(品質・コスト・納期)が守られ『継続的に安定稼働するシステム』に繋がると考えます。


②仕事は数字で語る

恐らく多くのサラリーマンが苦手とする働き方の一つが『仕事を数字で語る』ことではないかと思います。※私自身もできていません。

 

数字を出してよく言われる言葉です。
・数字のお遊びをするな!
・数字で現場の何が分かる!
・机上の空論でしょ?    etc

 

なぜこのようなことが起きるのか?
一番の問題は『相手の立場・知りたいこと・伝えるべきこと』の考察が足りていないことだと思います。

 

では、考察が足りなくなる要因は?
・仕事の順序を間違えている
 〇:数字ありきで伝えることを考える
 ×:伝えるべきことを考えて数字で証明する

 

・必要な数字を取りに行っていない
 〇:必要な数字を取りに行く&作り出す
 ×:手の届く数字しか見ていない
 
・コミュニケーションが足りない
 相手が知りたいことをキチンと確認していない

 

どれも、文面にすると当たり前のことですね。。。


③泥臭さも大事

皆さん、コンサルタントにどのようなイメージを持っていますか?

 

問題解決のプロ、頭の回転が速い、スタイリッシュ。。。etc

 

大体その通りですが、それ以上に良い意味で『パワフルに泥臭い』人が多いです。(笑)
とにかく好奇心が旺盛で、徹底的に現場で起きていること(情報と数字)を知ろうと自ら奔走します。
※時々、鬱陶しいと感じるほど。。。すみません

 

かの松下幸之助さんも、品質管理に関してこう言われています。
目に見える要因と、目に見えない要因、その両方とも考えないといかん

 

コンサルというと、SWOT分析など問題解決の手法に目が行きがちですが、実際に仕事の現場で接してきた感想としては、
この徹底した『三現主義(現場・現実・現物)』の姿勢が、問題解決のプロと呼ばれる所以ではないかと思います。

まさに『情報を制する者が仕事を制する』です。

 

※ちなみに、そうではないコンサルの方も多くいらっしゃいましたのであしからず。

 

では、良いビジネスライフを!